今まで応援してくれた全てのファンの皆様へ。

突然のご報告になりますが、18年間続けてきた阿久延博のソロ活動を今年の年末をもって、終焉させることにしました。

89年にRAZZ-MA-TAZZを結成して10年間、デビューして5年間、バンドは解散しました。

そのときは本当に自分が燃え尽きたような想いでした。全力で駆け抜けた10年間でした。

歌をやめることも考えましたし、実際に1年間人前で歌うことも精神的に出来ませんでした。

でも1年間音楽を離れて、いろんな本を読んだり、映画を見たりしているうちに、また「歌いたい」という気持ちがメラメラと燃え始めたのです。

今だから言えますが、僕はバンド時代、作曲をほとんどしていなかったので、ソロ活動を始めるにあたって、いろんな作曲家の方に(その中にはかなり有名な方もいました)依頼して曲を作ってもらいました。

実際にレコーディングもしました。でも出来上がったものを聴いてみて、違和感のようなものが拭いきれなかったのです。

残念ながら、いろんな方々にお詫びをして、それをお蔵入りにしました。

それで、拙いながらも自分で作った曲に詞をつけて歌っていこうと決心したのです。

それがソロのファーストアルバムの「Cosmology」だったのです。

それから18年間、紆余曲折はありましたが何とか歌い続けることが出来ました。

それもこれも、今まで応援してくれたファンの方々のおかげだと心の底から思っています。

本当にあらためて感謝したいです。ありがとうございました。

レコード会社、事務所というバックで支えてくれた組織を離れて、インディーズで自分一人でやっていくと決意して。

孤独な戦いであったことも確かです。毎日が試行錯誤の連続でした。

でもこうやって歌ってこれた自分があるのは、やはり自分の音楽を聴いてくれたり、ライブに足を運んでくれた皆さんがいてくれたからです。

こんな、いつまでも未熟者でエンターテイナーになれない僕に温かい声援を送ってくれたことが僕の人生の財産です。

これはあらためて強調したいことですが、引退の発表ではありません。

ソロとして18年間やってきて、やりきったし、思い残すこともないと数か月前に決心したことです。

一旦、ソロ活動を終焉して、またあらてめて違う形態で歌い続けていくことはお約束します。

そして時期が来たら、正式に発表したいと思います。

ともかく、「阿久延博」としてのソロ活動は今年の年末をもって、終了したいと思います。

そして今残っている、ソロアルバムなどの在庫なども売切れたら、再び再販することもないと思います。

在庫は各アルバムは100枚程度です。(Singing Lettesのみ完全に売り切れで、販売終了です)

きっちりと自分の中でけじめをつけて、次の活動に向かいたいと思います。

突然の発表で驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、自分の今の素直な気持ちを書きました。

ソロの最後のしるしのようなものを、出来ればと思っています。

まだ会場も日程も決まっていませんが、阿久延博ラストライブを年末までに出来たらと。

今まで本当にありがとうございました。そしてこれからもまたよろしくお願いします。

2018年8月30日  自宅にて

阿久延博